とらやぎです。お金の本、4冊目。
久々のブログ更新です。今回は、読み応えがありました。
著者:稲村徹也
タイトル:世界の超一流から教えてもらった「億万長者」思考
著者は21歳でアウトソーシング業を創業。年商20億円まで成長させるも30歳で倒産。億単位の借金を背負う。その後、経営コンサルティング業や集客、マーケティング業など、年商億超えの会社を複数経営している。
学んだこと
この本は「お金持ちになるための考え方」を学べます。お金持ちになるためには、自分が成長することが必要で、そのためにはどうすれば良いかを様々な角度から教えてくれていました。
また、途中で偉人たちの名言集がでてきます。「なるほど!」と思えるものから「ん?意味が分からない」と思うものまでたくさん収録されており、しばらく時間が経って自分が成長してから、また読んでみたい本のひとつとなりました。
その中から、私が特に「なるほど!」と思った内容を抜粋して紹介していきたいと思います。
億万長者マインド
- 夜の3時間は、朝の1時間に相当する → 億万長者は早起き
- 周囲と自分を比較しない
- 水回りは常に清潔に
- 周囲を動かすテクニックを持っている
- 自分より他人の欲求を満たすことにチカラをつかう→そうすることによって、同じ時間で、人よりも多くの経験を積むことができる
- 健康第一、家族第一、信用第一
ビジネスマインド
- 仕事を分割化するクセを持つ。一つ一つを達成できると思わせてくれるものにする
- ボツになったアイデアは記録しておく
成功を引き寄せる習慣術
どんな大変なことでも、習慣にしてしまえばこっちのもの。いかにして習慣にするかが成功のコツ。
- キーワードは「世界一」
- 人生で重要な4つの質問→①自分の人生はなんの為にあるのか、②何をすべきか、③なぜここにいるのか、④私は誰なのか
- 誓約:目標を自分に誓う。+周囲に吹聴するのもgood。後に引けなくなる効果
- 完遂:やり残さない。気が緩んでしまい、そこで辞めてしまう為。
- 集結:次に進むために「終わった」と実感できる仕組みづくりが大切。達成感を感じることが大切
貯蓄の習慣術
自然に貯まる仕組みを心がけること。
- 自動積立などで毎月一定額を預貯金
- 預貯金分を先に取り分ける
- 「貯める」意識を明確に持つ。コツコツと
- 消耗品にお金をかけない
- 家計簿をつける
成功の7つの習慣
有名な7つの習慣の抜粋。
- 主体的である(選択の自由)
- 終わりを思い描く事から始める
- 最優先事項を優先する
- WinーWinを考える
- まず理解に徹し、そして理解される
- シナジーを創り出す
- 刃を研ぐ
「目覚ましい結果を得るために必要なのは、目覚ましい行為ではない」カリスマ投資家 ウォーレン・バフェット
自己理解術
人のせいにせず、自分の行動の結果だと思えば、素直に反省し改善案を見つけて成長することができる
- 「失敗を自分のせいにする」→これができるのは自分を客観視できている人だけ。不足しているところを瞬時に見抜き、新たな改善点という「目標」をスムーズに設定できる
- 「今起きていることは全て、今まで自分がしてきた選択の結果である」
- 「運命を決めるものは、日々、下している小さな決断にある」
- 「積極的にリスクをとる」→リスクを恐れずチャレンジする「習慣」を身につければ「成功」したときに得られるものは大きくなる反面、失敗する可能性が増大する。それでも、「失敗は成長のための糧」だと割り切って、立ち直ることができれば、リスクに怯えることも少なくなる
成長の為の「悩み方」
悩み方も、工夫すれば成功の役に立つ。
- 起こりうる「最悪」のことを考える→それを受け入れる覚悟をする→落ち着いて最悪のことを改善していくことを始める
- 問題より、解決策を生む
- 落ち込んだ時は、次の目標を考えて書く
- 目標はたくさんある方が、叶うチカラは強くなる
- 「悩み」は「成功」を引き寄せるパワーを強化してくれるものと考える
人脈作りの極意
本当のお金持ちは優れた人格を持ち、良い人脈を築いていることが多い
- まずは自分を大切にする。「自身」を持つ。自分を信用する
- 「相手を動かしたいなら、まず自分が動く」
- 「助けられるより、助けようとする」
- 「誰かのために生きてこそ、人生は価値がある」
- 批判上手ではなく、褒め上手であること
- 無条件ではなく、理性で判断し、褒める
- 長所だけでなく、短所もまとめて受け入れる
- 「話を聞いてくれる人は千人力」
- 好き嫌いという感情論的な発想で人物鑑定しない
成功の哲学
成功している人に共通する考え方
- 常の問題意識をもつこと。
- 与える。成功のノウハウを周りにも与えること
- 頭と体で得た見識をすぐさま行動に移すスピードを持つ
- 「人の行動は何を信じるかによって左右される」
- 「20歳の顔は贈り物、50歳の顔はあなたの功績」
- 「最大の栄光は一度も失敗しないことではなく、倒れるごとに起き上がること」
- 「”先駆者”は、踏み台にするために存在する」
終わりに
億万長者の思考は、まず自分が人として成長することが大切ということが、繰り返し主張されていました。そうすることで、人の役に立つ場面が増えていき、結果として自分にお金が集まるのだと。
人の役に立って、なおかつお金持ちになれるなら、こんな良いことはないですよね!私もコツコツ成長して、人の役に立てる人間に成長しようと思います。